こんにちは。岡本和樹建築設計事務所です。
今週も、「上郷の家web内覧会③」とさせていただきます。
新型コロナウイルス感染症拡散予防のためゴールデンウイークも外出することは控えなければなりませんので、設計事務所としてブログを書くことで少しでも家づくりをお考えのみなさまの会話の種になればいいと思っております。
今日はキッチンなどの水廻りと寝室や2階を見ていこうと思います。
まずはキッチン。
ダイニングと一体で作られた木のキッチン。
食器棚とダイニングは大工工事による造作。
キッチン本体は木のキッチンを製作するキッチンメーカーwoodoneのsuijiシリーズです。
カウンタートップは素材感を損なわないよう、ステンレストップ。
キッチンパネルもメタルで雰囲気を統一しています。
キッチンと一体となったダイニング。
横並びのダイニング・キッチンは料理の配膳がしやすく、パン生地をこねたりする際にはキッチンよりちょうどいい低さにもなります。
夕食の時間の雰囲気。
落ち着いた大人の時間が流れそうです。
キッチン横には洗面台がオープンになっています。
幅広い洗面台を造作し、シンクを片側に寄せることで、ウェットエリアとドライエリアが分けられ、はみがきをする家族の横でお化粧ができたり多人数での使用ができるようになります。
もちろん2ボールの洗面台を作ることも可能です。
洗面台の背面には大容量の収納。
水廻りで使用するものの買い置きのがたくさんしまっておけますね。
トイレはシンプルに。
ビニル素材のタイルを床に使用し、お手入れもしやすくしてあります。
2階へ。
1階から大屋根の一枚で2階まで天井が上る室空間。
階段を上った先にはセカンドリビングがあります。
帰省した子供たちのための余白空間です。
奥の寝室です。
西側に抜けた床までの窓が地明かりに。
北側は道路面なので高窓として風通しや採光をとっています。
反対のセカンドリビングの東側。
1階の主寝室と吹き抜けでつながる書斎になっています。
主寝室には4帖半のウォークインクローゼットがしつらえられ、夫婦の洋服はたっぷりと収納できます。
ハンガーで収納するものとたたんで仕舞うものと、どちらも大工さんによる造作です。
薪ストーブのある土間リビングを中心に暮らす、上郷の家。
いかがでしたでしょうか。
少し大人なゆっくりとした時間が流れそうな住まい。
火を囲みのんびり暮らす。
寒い冬にストーブに火を入れることがたのしみになるような。
これからいろんなシーンが日常に溶け込んでくれることを願い、お引渡しさせていただきました。
最後までしっかりと現場を進めてくださった工務店様・各職人様方に感謝。
なによりもこのような仕事の機会を与えてくださった建て主様に心よりの感謝を致します。
主催・施工:株式会社川中子住建
竣工写真撮影:矢野津々美
設計・監理:株式会社岡本和樹建築設計事務所